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水墨画体験レポート

今度は、水墨画に挑戦してみました。
水墨画といえば、墨の濃淡の美しさが印象的ですね。
実際に体験してみていっそうその奥深さに感動しました。

まずは筆の使い方を練習します。
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墨色の薄い部分を描く場合には、水彩絵具のように、
水を足して薄くしていくのかと思っていましたが、そうではなく
わざと墨を付け足さずに自然に墨色が薄くなっていくのを利用して
描くのだそうです。
そうすると、こんなにきれいな墨のグラデーションが!
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水墨画の基本を学ぶには、梅・菊・蘭・竹の4つのモチーフが
欠かせません。この4つをまとめて「四君子」と言うそうです。

今回は、蘭の描き方を教えていただきました。
まずは先生がお手本を描いてくださいます。
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ここまで、墨を追加せず、一気に描きます。
たった数本の線が、隅の濃淡の効果によって
遠近感のある蘭の葉になっていきます。
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可憐な蘭の花とつぼみを描くには、葉とは異なる筆遣いが
必要になります。こちらも練習あるのみ!
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先ほど描いた葉とのバランスを見ながら、
花とつぼみを描きこんでいきます。
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先生のお手本にのっとって、管理人も挑戦しました。
筆は、使い慣れるまでが難しい!
墨色も、なかなか思い通りになりません。
また、書き順があるとはいえ、やはり本物の蘭の花を
知らないと、うまく見えないということに気付きました。

でも、墨の香りを嗅ぎながら練習に没頭していると、
自然に背筋が伸びて、すがすがしい気持ちになりますね。
忙しい日々の中で、少しでもこうした豊かな時間をもてたら
とても素敵だなあと、つくづく感じました。

蘭をはじめとした「四君子」のおけいこで、水墨画の基本を
マスターすれば、こんな絵も描けるそうです。
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左=没骨(もっこつ)、右=白描(はくびょう)という描法だそうです。
すごい!同じかたちの椿でも、描き方によって印象がガラッと変わりますね。

「四君子は基本の描き方ですが、それにとらわられずに、
例えば、一つのモチーフを小さな色紙に描いたりして、
毎回楽しく作品を作っていけたらいいですね」と峯尾先生。

簡単な額装・軸装をして部屋に飾れば、それらしく見えて、
家族に誉められるかも?
また、描いているうちに水墨画を鑑賞する際のヒントも得られるので、
美術館へ行くのも楽しくなりそうですね。

峯尾先生、楽しいレッスンをありがとうございました。

※体験レッスンをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
 【水墨画教室】の詳細はこちら

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8月の予定

学校は夏休みに突入!
子どもも大人も忙しい夏ですが、
寺子屋の習い事で気分転換をしてみませんか?

寺子屋8月の予定をお知らせします。

  トールペインティング: 8/17(木)
  尺   八: 8/9(水)
  水 墨 画: 8/24(木) 
  習   字: お休みです
  裂き織り: 8/9(水)、8/23(水)
  補習教室: お問合せください

見学や体験レッスンはこちらの日程以外でも
ご相談に応じますので、ご連絡ください。

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裂織り体験レポート

トールペインティングに続いて、裂織りにもチャレンジしてみました。

通常の体験レッスンは、織りの作業だけなのですが、
管理人が「ランチョンマットが欲しい」とつぶやいたのがきっかけで
「せっかくだから始めっからやってみましょう!」ということに。

まずは糸選び。横糸には着物を裂いた裂糸。
経糸(たていと)は、先生にアドバイスいただきながらこの3色に決定。
「経糸の効果は、織ってみないとわからないんですよー」
この先生のお言葉は、後々身にしみることに…。
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折りあがりの横幅を考えて縦糸の本数を計算し、
それに合わせて整経台に糸をかけていきます。
うーん、そうめん職人の気分です。
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糸を掛けていく作業はノッてくるとスイスイ進みます。
この部分が「あや」になる部分ですね。
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日森先生が整経機から糸を外してくださいます。
「ん?ちょっと本数が多くない?」
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調子に乗って予定より多めに組んでしまったもよう。
「大丈夫。横幅が広くなるだけだから」
でかいランチョンマットか…。

その後「綾ホルダー」に収めた糸を、
「筬(おさ)」の歯のスキマに1本1本差し込んで通します。
ひゃー、これは大変な作業だ!目がまわります。
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ひとまず、どうにかこうにか糸通し完了。
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筬(おさ)を織り機にセットしてもらい、
今度は折り機に設置した「綜絖枠(そうこうわく)」の穴
一つ一つに糸を通して引っ張り出していきます。
これまた細かい作業ではありますが、楽しい!
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今度は、先生による経糸の調整です。
「ほかの作業は案外アバウトでいいんだけど
ここだけはキッチリやらないといけないんです」
なるほど、力の入れ具合などに経験が必要のようです。
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ここでようやく織りに入ります。
あらら。織り出してみると、あれだけ凝った経糸配置が
全くといっていいほど生きていません。
裂糸が主張しすぎてまるでニシキゴイのよう。
ランチョンマットには合わない柄になってしまいました。
Dsc01757

結果的には初心者特有の失敗をきっちり体験したわけですが
不思議なことにガッカリはせず、逆に、次に作るときは
こうしてみよう、ああしてみよう、とイメージが膨らみました。
先生がおっしゃっていたように「織ってみないとわからない」!
これが裂織りの魅力なんですね。

日森先生、楽しいレッスンをありがとうございました!
次回は、生徒さんたちの作品をご紹介します。

※体験レッスンをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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